その昔、天武天皇が行宮を計画した「束間(つかま)の湯」は、浅間周辺に多くの古墳があることから、この温泉がそれに当たるのではないかといわれています。
一般的に浅間温泉は、平安時代の天慶2年(939)土地の豪族、犬飼半左衛門によって発見され、「犬飼の湯」とも言われていました。
また、中世の「吾妻鑑」文治2年(1186)のページに浅間社の名が記載されて射ます。たぶん1000年頃に「浅間温泉」と呼ばれ始めたのではないかと言われています。
その後、石川氏が天正18年(1590)この地に御殿を造り以後、歴代松本藩主専用の湯、士族の湯、庶民の湯に分けられ、明治時代まで続きました。松本の奥座敷とも呼ばれ文人墨客に愛された古きよき趣と、近代施設の新たな魅力が調和しています。
泉質は、アルカリ性単純温泉で神経痛・筋肉痛・慢性消化器病・病後回復などに効果が有ると言われています。
宿34軒のほか、日帰り入浴(ホットプラザ浅間)も出来ます。
<たいまつ祭り>
日本三大奇祭の一つ、御射神社・秋の例祭。
お問い合わせ
浅間温泉旅館協同組合
住所 | 松本市浅間温泉3-16-3 |
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TEL | 0263-46-1224 |